新浜レオン:大河ドラマ初出演 「べらぼう」で“実力派の太夫”に 「本当に夢のようで大変光栄です」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演が決まった新浜レオンさん
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に出演が決まった新浜レオンさん

 歌手の新浜レオンさんが、俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが6月28日、明らかになった。富本豊前太夫の後見で、実力派の太夫である富本斎宮太夫を演じる。新浜さんが大河ドラマに出演するのは初めてで、「この度は、小さい頃から憧れていた大河ドラマに出演させていただけること、本当に夢のようで大変光栄です」と話している。

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 新浜さん演じる富本斎宮太夫は、江戸浄瑠璃の流派の一つ、富本節の全盛期を支えた人物。江戸で米不足が深刻化し、打ちこわしが相次ぐ中、蔦重(横浜さん)とともに、ある策を講じるが……。

 新浜さんは「今回の富本斎宮太夫役は、歌(語り)の力で、ある事件を落ち着かせるということで、日頃から歌手として活動している言葉、メッセージと重なるところもあり、江戸時代の背景、歴史を勉強しながら、今できる100%の歌でドラマを盛り上げられるように全力で挑戦します」と語っている。

 新浜さんのほか、藤間爽子さんが後の歌麿麿(染谷将太さん)の妻・きよ、甲斐翔真さんが新之助(井之脇海さん)の住む深川の長屋のそばに暮らす大工・長七役で、それぞれ大河ドラマに初めて出演することが発表された。

 さらに、井上祐貴さんが田沼意次(渡辺謙さん)失脚後、“寛政の改革”を行う松平定信、城桧吏さんが15歳で第11代将軍に就任する徳川家斉、又吉直樹さんが大田南畝(桐谷健太さん)に学び、狂歌四天王の一人に数えられた狂歌師・宿屋飯盛、平田広明さんが天明の打ちこわしで、江戸の治安対策に奔走する曲淵景漸、島本須美さんが日本橋・耕書堂の女中のたか、奥野瑛太さんが学問と改革で水戸藩を立て直した実力者・徳川治保、嶋田久作さんが昌平坂学問所の教官を務めた寛政の三博士の一人・柴野栗山、榎木孝明さんが武道と学問を重んじた尾張藩の名君・徳川宗睦を演じることが分かった。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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