上坂樹里:26年度前期の朝ドラ主演に抜てき 「御上先生」で大きな注目 制作統括も演技力を評価

2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で主演を務める上坂樹里さん
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2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で主演を務める上坂樹里さん

 俳優の上坂樹里さんが、2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」で、見上愛さんとダブル主演を務めることが6月3日、分かった。朝ドラ初出演となる上坂さんは「まだ信じられない」と喜びを口にした。

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 上坂さんは2005年7月14日生まれの19歳。2001年「ミスセブンティーン2021」でSeventeen専属モデルとなり、俳優デビューを果たした。2022年「ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち」(NHK)で注目を浴び、2025年の日曜劇場「御上先生」で、レギュラー生徒の東雲温(しののめ・たずね)を演じて、大きな話題を集めた。

 制作統括の松園武大さんは「直近では『御上先生』で、自分自身の個性を出しながらかなり好演されていたなと思います。単発ですが『生理のおじさんとその娘』でも、複雑な年頃の女性をうまく演じられていたと思います」と演技力を評価した。

 そんな上坂さんが演じるのは、生後まもなく母親に捨てられ、キリスト教の牧師に育てられた大家直美。家族と呼べる存在はおらず、目的のためには多少のうそやずるもいとわないしたたかさがあるキャラクターだ。

 上坂さんは「大家直美は私とは正反対の人だと感じています。人間味にあふれていて、ずる賢さもありますが、その中に強さや優しさもあります。脚本を読んで大家直美という人を知って、(見上さんと)二人三脚で演じていきたいと思います」と朝ドラへの意気込みを語った。

 連続テレビ小説の第114作となる「風、薫る」は、明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんという2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。

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