明日のあんぱん:第7週「海と涙と私と」振り返り 嵩とはすれ違ったままだが… のぶ、女子師範学校卒業で新たな一歩踏み出す

連続テレビ小説「あんぱん」第7週の一場面 (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第7週の一場面 (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)。5月17日は第7週「海と涙と私と」(5月12~16日)を振り返る。

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 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

 第7週では、夏休みになり、のぶ(今田さん)は卒業後の就職先を探すため久しぶりに帰省する。

 同じく夏休みで御免与町に帰ってきた嵩(北村匠海さん)は、健太郎(高橋文哉さん)を連れてくる。電話でのぶを怒らせてしまったことが気になる嵩だが、のぶは嵩と会おうとしない。見かねたメイコ(原菜乃華さん)と健太郎は、千尋(中沢元紀さん)の協力も得て、のぶと嵩それぞれを海に連れ出す。

 ようやく仲直りできたはずの2人だったが、すっかり妄信的な軍国少女となったのぶは、嵩が東京土産として買ってきたハンドバッグを「こんな贅沢(ぜいたく)なもん」として、「戦地の兵隊さんのこと、考えてみいや」と突き返してしまう。

 やがてのぶは、自分が取った行動を悔やみ、嵩が東京へと戻る日、駅まで走るも時すでに遅し。そんなのぶに嵩の伯父の寛(竹野内豊さん)は優しく寄り添い、今はすれ違ったまま離れ離れになってしまったのぶと嵩が「いつか2人の道が交わる日が来るかもしれん」となぐさめた。

 そんななか、のぶの卒業後の配属先が決まる。そして、昭和13(1938)年3月、のぶは女子師範学校を卒業し、新たな一歩を踏み出し……と展開した。

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