新婚さんいらっしゃい!:夫は京都で410年続く老舗の御曹司 結婚式は“長男のお披露目会”→式をプロデュースした義父に妻が本音「正直めちゃくちゃ嫌」

5月11日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ
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5月11日放送の「新婚さんいらっしゃい!」から(C)ABCテレビ

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。5月11日の放送では、京都で410年間続く老舗(しにせ)手ぬぐい専門店の御曹司と、千葉の一般家庭から嫁いだ妻が登場する。

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 今回、スタッフが向かったのは京都市の烏丸御池。目的のビルに着くと、謎のロン毛メガネのキャラクター「いへいくん」の描かれたシャッターが見えた。迎えてくれた新婚さんによれば、創業410年の手ぬぐい専門店「永樂屋」の店舗兼事務所だった。

 品ぞろえは数百種類。貯蔵分も含めると数万点にも及ぶという。元々、織田信長の御用商人だった初代が1615年に創業。信長から屋号と「細辻」の苗字をもらい、14代にわたり暖簾(のれん)を守ってきた。

 実は、その永樂屋の御曹司だった夫。当主は代々、戸籍ごと「細辻伊兵衛」に改名するそうで、夫の父で十四代目。呼ばれて登場した当代は「いへいくん」にソックリで、本人自ら広告塔になり、展覧会などイベントの際は、織田信長とフランシスコ・ザビエルをイメージした衣装を着用する凝りようだ。

 一方、妻の実家は千葉県の一般家庭。「老舗の一家に入ってビックリしたしきたりは?」との質問に「3月末に東京から引っ越してきたばかりで、まだ知らない」とのこと。「正月や誕生日は決まりがあるが、タイミングが来たら言えばいいかな」という夫の言葉に、不安を禁じ得ない。

 スタジオの観覧席には夫の両親も。美しい黒髪ロン毛の十四代目は60歳で、独特なオーラを放っている。元々、東京で仕事をしていた新婚さん。食事会で出会い、妻に対しては「きれいな方」、夫に対しては「面白い人」と、お互い好印象だった。

 後日、夫が食事に誘うと、初デートで過去のニアミスがいくつも発覚。運命を感じた2人は、2回目のデートで交際開始。付き合って3年目には、そろそろ結婚しようと、東京で式場を見回っていた。夫の両親と初対面の際、1軒目は高級和食店のカウンターに横一列、2軒目のバーでは舞妓さんが呼ばれ、あいさつもままならなかったという。

 結婚式は「永樂屋』長男のお披露目会でもあったので、すべて夫の父親がプロデュース。「私だったら嫌」とこぼすMC井上の言葉を受け「正直めちゃくちゃ嫌でした」と妻。しかし、結果的に「やって良かった」といま、妻は思う。

 410年の歴史を感じる絢爛豪華な結婚式の模様、VTRで紹介。歌舞伎役者の襲名のタイミングなどで披露される日本舞踊・京舞の伝統的な一幕「手打」は必見だ。

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